“ポスト石破”レースにいち早く出馬を表明したのは茂木前幹事長。「2年で結果を出す」と意気込みを語り、野党との連携についても「連立の枠組みを広げる」と述べました。一方、国民民主党の玉木代表は「いきなり連立っていうのは、なかなかハードルが高い」。野党連携には“慎重姿勢”。
茂木氏“ポスト石破”に一番乗り
茂木敏充 前幹事長(69)
「私は(自民党が)最悪な状況だからこそ、立ち上がる決意をしました」
「自民党を、日本経済を、必ず再生の軌道に戻す。次の世代にしっかりとバトンを渡せる政治を作る。その目標は2年。再生の道すじを作る」

出馬会見で、「2年で結果を出す」と意気込んだ茂木前幹事長。9人中6位に沈んだ去年の屈辱を晴らします。
「結果を出せるベストチームを作る」と強調。小泉農林水産大臣(44)や小林元経済安全保障担当大臣(50)の名前を挙げて、若手を積極的に登用する考えを明らかにしました。野党との連携については…

茂木敏充 前幹事長
「連立の枠組みを広げる、こういうことを追求するが、政策が一致できる政党ということであれば、相手もある。例えば日本維新の会や国民民主党、こういった政党とはしっかりと話をしたい」

これに対し、維新の吉村代表は…
日本維新の会 吉村洋文代表
「参院選でも公約に掲げた『社会保険料を下げる社会保障改革』と『副首都』は大きな2本柱。自民党の総裁候補はどう考えるのか、これからしっかりと聞いていきたい」
