国民民主党の玉木雄一郎代表がNスタに生出演。政界のキーマンに「連立の可能性」などについて聞きました。

政界のキーマン 玉木代表生出演 「次の総理」にふさわしいのは?

高柳光希キャスター:
現在の衆議院の勢力図について見ていきます。

自民・公明合わせて過半数に届かず現在は少数与党になっています。そこに野党・国民民主党の27議席が加われば、過半数を超える情勢となっています。

続いて最新の世論調査です。次の総理にふさわしいのは誰なのか、国民に聞きました。

【「次の総理」にふさわしいのは?】JNN電話世論調査
※9月6日・9月7日・RDD方式(固定・携帯)全国18歳以上2749人(有効回答1030人)

小泉進次郎氏:19.3%
高市早苗氏:19.3%
石破茂氏:8.6%
玉木雄一郎氏:5.8%
河野太郎氏:4.9%
野田佳彦氏:3.2%
林芳正氏:2.2%
上川陽子氏:1.8%
小林鷹之氏:0.9%
茂木敏充氏:0.9%

トップは小泉氏と高市氏が並んで19.3%、そして現総裁の石破氏が8.6%、それに追随する形で4位に位置付けているのが、国民民主党代表の玉木氏です。自民党を除くと、野党第一党の野田氏を上回りトップです。

井上貴博キャスター:
このようなデータは、どの程度意識されてるものなのでしょうか。

国民民主党 玉木雄一郎代表:
ある程度意識しています。野党を除いて調査をする場合と、野党も入れて調査する場合がありますが、名前が出てきていることはありがたいなと思います。まず、これから自民党総裁がどうなるのかということを我々もしっかり注視していきたいなと思っています。

井上キャスター:
きっと、このようなデータは大きな期待の表れで、やはり「少数与党を前に、政治を進めて欲しい」ということだと思います。これまで見ていると、玉木さんは与党と政策ごとに協議することで政策を実現させるスタイルをとられています。

しかし蓋を開けると、維新と天秤にかけられるなどして足元を見られています。“103万円の壁”で思うように進んでいかないところを拝見していますが、政策ごとに協議するスタイルの限界をどのように感じていらっしゃいますか。

玉木代表:
そもそも小さな政党ですので、影響力を発揮することは本来なら難しいのですが、自公で過半数割れしたことによって、私達にも政策実現のチャンスが出てきています。あくまで選挙で皆さんにお約束をして、期待をいただいた政策を実現することが我々の責任だと思っています。

このような調査で私の名前が出てくるのも、私自身というより、特に我々が掲げている“手取りを増やそう”という各種政策を、自公だけではできないけれども、何らかの形で関与することによって実現してくれという思いの表れなのかなと思います。

出水麻衣キャスター:
石破総理は辞意を表明した会見で、ご自身の実績として様々挙げていらっしゃいました。その会見はどのようにご覧になりましたか。

玉木代表:
無念さがにじみ出ていたという気がします。石破総理の言葉の中に、「少数与党だ」ということ、「党内でもなかなか勢力が小さかった」ということもおっしゃっていたので、石破カラーを出すことができずに終わってしまったという無念はにじみ出ていたと感じました。