中国とロシア、モンゴルの3か国の国境警備部隊が初めて合同演習を実施しました。軍事面での関係強化を進めるものとみられます。
中国軍のSNSによりますと、中国とロシア、モンゴルの3か国による合同演習は8日から9日にかけて、「国境地域でのテロリストによる破壊活動の予防と取り締まり」を想定して実施されました。
演習の狙いについては▼国境を警備するにあたっての対応能力を強化することや▼伝統的な友好関係を深めることとしていて中国国内に合同の指揮所を設置し、計画の策定や偵察、攻撃の演習を実施したほか、国境警備における新しい協力モデルを検証したとしています。
3か国が国境警備部隊の合同演習を実施したのは初めてです。
中国とロシア、モンゴルの3か国は今月2日、北京で首脳会談を行い、協力関係を強化させる方針を確認していて、今回の合同演習は軍事面においても関係が強化されていることを示すものとなりました。

日立がアメリカに新たな鉄道工場 約148億円の巨額投資 トランプリスクとどう向き合う?