支援物資を届けるためパレスチナ自治区ガザを目指しているスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんらの船団のうちの1隻に無人機とみられる物体が衝突したと活動家らが明らかにしました。
船上に広がる閃光。乗船者が大声をあげて慌てて逃げる様子もみられます。これは、ガザ地区への支援物資の運搬を目指す船団「グローバル・スムード」の活動家らがSNSに公開した映像です。
活動家らによりますと、9日未明、チュニジア沖で無人機とみられる物体が船団のうちの1隻に衝突したということです。
すべての乗船者にけがはなかったとし「私たちの活動を脅し、妨害することを目的とした攻撃行為は、私たちを決して止めることはできない」などと屈しない姿勢を強調しています。
船団は先月31日にスペイン・バルセロナを出発、7日に中継地点チュニジアの港に到着しています。
グレタさんは今年6月にもガザへ支援物資を届けようと船で向かいましたが、イスラエル軍に阻止され、強制送還されています。

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