米マイクロソフトのソフトウエアエンジニアが同社のシリコンバレーキャンパスで死亡していたことが分かった。

個人的な事情だとして匿名を条件に語った遺族によると、プラティク・パンデイ氏(35)は8月19日夜にオフィスに入館し、翌20日未明に死亡しているのが発見された。パンデイ氏は夜遅くまで働くことが多かったという。サンタクララ郡検視当局によると、死因は現在も調査中だ。

マイクロソフトは今回の件についてコメントを控えているが、事情に詳しい関係者によれば、社内で調査が続けられている。

パンデイ氏は、スノーフレークなどと競合するマイクロソフトのデータ分析プラットフォーム「Fabric」に携わっており、クラウドおよび人工知能(AI)部門責任者兼エグゼクティブバイスプレジデントのスコット・ガスリー氏の指揮下にあった。

リンクトインのプロフィルによれば、パンデイ氏は2020年にマイクロソフトに入社。その前はウォルマートやアップルなどでも勤務していた。サンノゼ州立大学を卒業している。

マウンテンビュー警察の広報担当者によると、通報を受けて警察官が20日午前2時ごろに現場に到着したが、「不審な点は確認されなかった」とし、事件性はないとみられている。

原題:Microsoft Engineer Dies at Silicon Valley Campus, Aged 35 (1)(抜粋)

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