(ブルームバーグ):世界最大のスポーツ用品メーカー、米ナイキは、コーポレート部門従業員の1%未満をレイオフする。同社は組織再編を進め、立て直しを図っている。
同社の従業員は全世界で7万7800人いるが、オフィス勤務の従業員数は明らかにしていない。
ブルームバーグ・ニュースが確認した社内文書によれば、ナイキの上層部は「今回の措置は、当社が勝利し、新たな偉大な章を切り開くための基盤を築くものだ」と説明した。
ナイキ株は年初から前日までに3.2%上昇したが、S&P500種株価指数の10%上昇には及んでいない。
社内文書によると、経営陣は今回のプロセスの開始に伴い、米国およびカナダのコーポレート部門従業員に対し、来週はリモート勤務とするよう指示した。文書には「変化には困難が伴うこともある」としたうえで、「しかし同時にわれわれがシャープになれるきっかけにもなり得る」と記された。
原題:Nike to Cut Less Than 1% of Corporate Staff in Restructuring (1)
(抜粋)
もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
©2025 Bloomberg L.P.