カシミール地方のインドが直轄領とする地域で豪雨による洪水が発生し、これまでに少なくとも56人が死亡し、80人が行方不明となってます。

ジャム・カシミールにある村では豪雨による洪水が発生し、AP通信によりますと、地元当局者は15日、これまでに少なくとも56人が死亡したと発表しました。およそ300人が救助されましたが、少なくとも80人がいまだ行方不明だということです。

洪水が発生した村はヒンドゥー教の巡礼ルート上にあり、200人以上がいたとされる巡礼者向けの共同調理場が土砂で押し流されました。

インドのモディ首相は、自身のSNSで「私の思いはすべての被災者とともにある。必要としている方々に、可能な限りの支援を提供する」とコメントしています。