(ブルームバーグ):7日の米株式市場時間外取引で、エナジードリンクメーカーの米モンスター・ビバレッジの株価が上昇した。エナジードリンクの消費拡大で、4-6月(第2四半期)の売上高が予想を上回った。
モンスターのヒルトン・シュロスバーグ最高経営責任者(CEO)は決算説明会で、「一般家庭への浸透率が高まり続けている」と述べ、エナジードリンクが手頃なぜいたくとして、またコーヒー価格の上昇を受けた代替品として消費者に受け入れられているとの見解を示した。
モンスター株はニューヨーク時間午後6時(日本時間8日午前7時)時点で5.4%上昇していた。
7日の発表資料によると、4-6月期の売上高は前年同期比11%増の21億1000万ドル(約3100億円)と、初めて20億ドルの大台を突破。アナリスト予想は20億8000万ドルだった。調整後1株利益は50セントと、予想の48セントを上回った。

総売上高の41%を占める海外部門の売上高は前年同期比で39%増えた。
シュロスバーグ氏はトランプ政権のアルミニウム関税について、7-9月(第3四半期)と10-12月(第4四半期)の業績に「若干の」影響が見込まれると指摘。一方、4-6月期は影響がなかったとした。
同氏によれば、10-12月期に値上げと販促活動縮小を検討しているという。
原題:Monster Up as More Energy-Drink Guzzlers Lead to Sales Beat (1)(抜粋)
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