(ブルームバーグ):米メタ・プラットフォームズは、ルイジアナ州のデータセンター拡張に向け290億ドル(約4兆2700億円)の資金調達を主導する金融機関として、パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO=ピムコ)とブルー・アウル・キャピタルを選定した。事情を知る関係者が明らかにした。人工知能(AI)の開発競争が激化している。
関係者によれば、ピムコは260億ドルの債務部分を担当し、ブルー・アウルは30億ドルの株式資金を扱う。債務部分は社債発行となる可能性が高いという。
メタは資金調達を巡りモルガン・スタンレーと協力。複数の大手プライベートクレジット企業が競合する形で交渉を進めていた。関係者によると、アポロ・グローバル・マネジメントやKKRも最終段階までこの案件の主導を目指していた。
メタとピムコ、ブルー・アウルの担当者はいずれもコメントを控えた。モルガン・スタンレーはコメント要請にすぐに応じなかった。
原題:Meta Picks Pimco, Blue Owl For $29 Billion Data Center Financing(抜粋)
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