武藤経済産業大臣は、来日しているウクライナの副首相と会談し、復興支援にむけた共同声明文書を公表しました。
きょう午後3時ごろ、武藤経済産業大臣は東京・千代田区にある経産省の国際会議室でウクライナのカチカ副首相やシビハ外相らを出迎え握手を交わしました。
武藤大臣はウクライナの復興支援にむけた共同声明文書を持ち、副首相らと写真撮影が行われました。
共同声明では、▼ウクライナの復興に貢献する日本企業の支援のため、経産省がおよそ260億円を復興事業の事務局である国連工業開発機関(UNIDO)へ拠出すること、▼「経産省」、ウクライナの「経済・環境・農業省」そして「UNIDO」の3者が復興に向けた協力を行うことが表明されました。
その後、副首相と会談した武藤大臣は、「ウクライナの皆様の自由と独立を守るための努力に、心からの敬意を表したいと思います。ウクライナとともにあるという日本の姿勢はこれからも全く変わりはしません」と述べ、副首相は「ウクライナを支援する温かいお言葉をいただいてありがとうございます」と話しました。

【小泉氏の政策“デフレだと困る”】エコノミスト・末廣徹/自民党総裁 5候補の経済政策を比較/社会保障制度改革は「市場が警戒する議論」/FOMCドットチャート ミラン氏“だけ”が超ハトの意味