参議院自民党は、きょう総会を開き、新たに就任した松山参議院議員会長は参院選敗北の検証をおこなった上で、結束して国会運営に臨む考えを強調しました。

参議院自民党はきょう午後、国会内で特別総会を開き、先の参院選で落選した武見敬三氏の後任の参議院議員会長に、松山参議院幹事長を充てることを正式に承認しました。

自民党 松山新参議院議員会長
「参議院も、衆議院と同じように少数与党という状態になってしまいました。難しい国会運営が強いられることになってまいります。全員野球で取り組んでいきたいと思います」

また、松山氏は総会後に記者団の取材に応じ、来月1日召集の臨時国会で決める参議院議長の人事について、関口議長の続投が望ましいとの認識を示しました。

一方、参議院幹事長を含む、その他の役員人事については「政治状況を見ながら、適時適切に判断したい」と述べるにとどめました。