タイとカンボジアの国境地帯では2日連続で両軍が交戦し、両国に民間人の死者が出る事態となっていて、タイ側では10万人以上が避難しています。
タイとカンボジアが領有権を主張し合う係争地では24日、両軍の武力衝突が発生し、25日も未明から複数の場所で再び戦闘が起きています。
カンボジア国防省は、タイ軍が殺傷能力の高いクラスター爆弾を使用したとして「戦争犯罪だ」と非難しました。また、カンボジア側は、タイ軍の攻撃で民間人1人が死亡したとしています。
一方、タイ軍は、カンボジアの攻撃に「適切に反撃している」と強調。「民間人が住む地域などには一切攻撃していない」とし、カンボジア側が事実を歪曲していると反論しています。
タイ側ではこれまでに子どもを含む民間人ら19人が死亡、62人がけがをしたほか、10万人以上が避難したということです。

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