アメリカとの関税交渉で、コメの輸入割合を実質的に増やすと合意したことについて、小泉農林水産大臣は「農業者に安心していただける結果だ」と強調しました。

小泉進次郎 農水大臣
「さらなる(市場)開放では全くありません。農業者の皆さんに、枠が増えると、さらなるコメが入ってくる、こういったことを赤沢大臣筆頭に食い止めていただいた。安心していただける結果だと思います」

政府は「ミニマムアクセス」と呼ばれる仕組みで、毎年およそ77万トンのコメを海外から無関税で義務的に輸入しています。

今回の合意では、その枠内でアメリカからの輸入割合を増やすとしていて、小泉農水大臣は「農業界では安堵が広がるのではないか」と強調しました。