日米関税交渉のため今週、訪米する予定の赤沢大臣は、「参議院選挙の結果は交渉に特に影響しない」との認識を示しました。

赤沢亮正 経済再生担当大臣
「国益最優先ということでやってきておりますので、選挙の結果が特に影響するということはありません」

赤沢大臣は、午後4時ごろから総理公邸で石破総理らと面会しました。今週早々にも訪米し、8回目の直接協議に臨む予定で、それに先立って交渉方針などについて協議したとみられます。

きょう投票日を迎えた参議院選挙については、「選挙結果は交渉に特に影響しない」とした上で、「担当大臣としての立場が続く限り、国益を最大限追求する」と話し、交渉継続への意欲を示しました。

来月1日に発動する相互関税の引き上げが迫る中、ギリギリの交渉が続きます。