半導体ファウンドリー(受託製造)で世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の株価が5日の台北市場で昨年4月以来の大幅高となり、上場来高値を記録した。エヌビディアやアップルを顧客とするTSMCは、人工知能(AI)需要を巡る楽観の中で新年を迎えた。

TSMC株は一時6.9%高の1695台湾ドル。ゴールドマン・サックス・グループがTSMCの目標株価を35%引き上げ、2330台湾ドルとしたことが材料視された。同社が堅調な成長を今年も続けるとみている。

AIをテーマとした投資は過熱気味だが、TSMCは5日のアジア市場に広がったテクノロジー株買いを主導した。米国のベネズエラ攻撃を受けた短期的なボラティリティー拡大懸念より、投資家はハイテク株の一段高を逃すことを警戒している。

ゴールドマンのブルース・ルー氏らアナリストはリポートで、「TSMCにとってAIは複数年にわたる成長エンジン」だと説明した。同氏は、TSMCが今後3年間で設備増強のため1500億ドル(約23兆5900億円)を投じると予想。同社の利益率は改善しているとも指摘した。

原題:TSMC Shares Jump Most Since April After Goldman Lifts Target 35%(抜粋)

--取材協力:Cindy Wang.

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