日産自動車のエスピノーサ社長が横浜市長と面会し、神奈川県内にある2つの工場での生産を終了することを報告しました。

横浜市 山中竹春 市長
「エスピノーサ社長からは、今後十分な時間をとって対応していく、そして自治体ともしっかり連携しながら対応していく。そういったことをおっしゃっておりました」

日産のエスピノーサ社長は午前9時から横浜市長を訪問し、神奈川県内にある2つの工場での車両生産を終了することを報告しました。

一方、山中市長はサプライヤーへの対策や従業員に対する最大限の雇用対策を求め、今後の対応について迅速な情報開示を行うよう要望したということです。

帝国データバンクによりますと、日産のサプライチェーンは全国に1万9016社で、そのうちの11%が神奈川県内にあるということです。

横浜市は、市内の中小企業を対象に経営や資金繰りの相談を受け付ける「特別経営相談窓口」を設置しています。