米シカゴ市は、独立記念日の週末に市中心部で開催してきたNASCAR(ナスカー)の公道レースについて、3年間の契約終了を受け、契約延長を検討している。NASCARレースは、米国で屈指の人気を誇るモータースポーツだ。

NASCARと協議を進めているジョンソン市長は8日の記者会見で、開催時期を別の週末に変更する可能性に言及。「独立記念日は多くのイベントが重なるため、警察の負担が一段と重くなっている。NASCARが今後も開催されるのであれば、これが議論の一つになるだろう」と語った。

シカゴ・スポーツ委員会によると、昨年のNASCARレースは同市に1億2800万ドル(約188億円)の経済効果をもたらしたという。

市とNASCARの協議については地元紙シカゴ・サンタイムズが最初に報じた。

NASCARの公道レース開催は、新型コロナウイルス禍で打撃を受けた観光復活の目玉として、ライトフット前市長が決定した。昨年は約5万3000人が観戦のため同市を訪れたが、レースが行われたグラントパーク周辺の住民や企業からは交通渋滞や騒音への苦情も出ている。

市とNASCARの現行契約には2年間の延長オプションが含まれているが、市議会議員5人はNASCARに書簡を送付し、今後の交渉への関与を求めた。

原題:Chicago Is in Talks to Renew Nascar Street Race Contract(抜粋)

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