日本の6月上中旬の輸出は小幅に増加した。トランプ米政権による関税政策で世界経済の不確実性が高まる中、日本の輸出には下押し圧力がかかりやすい状況が続いている。

財務省が8日発表した6月上中旬(1-20日)の貿易統計(速報)によると、輸出は前年同期比0.7%増加した。5月上中旬の同3.0%減や同月全体の1.7%減からは改善している。20日間の統計では国や地域別の内訳は公表されていない。

同期間の輸入は0.7%減。輸出から輸入を差し引いた貿易収支は2987億円の赤字だった。6月全体の貿易統計は7月17日に発表される。

5月の輸出は自動車や鉄鋼などが振るわず、昨年9月以来8カ月ぶりのマイナスに転換。地域別では米国向けが2カ月連続で減少した。トランプ氏は7月7日(米東部時間)、日本からの輸入品に対して8月1日から25%の関税を課すと発表しており、今後は日本政府の対応が焦点となる。

--取材協力:野原良明.

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