(ブルームバーグ):日産自動車の信用リスクを示すクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)が、2009年以来の高水準となった。7日に外貨建てで総額40億ドル(約5800億円)の社債発行を準備していることが明らかになり、多額の利払い負担への懸念が強まっている。
ブルームバーグによると、日産の5年物CDSは8日午前5時30分時点で約388ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、前日の約375bpから拡大した。

経営再建中の日産は、販売減少により業績が急速に悪化している。ブルームバーグの集計によれば、同社とグループ会社は25年から26年に計約1兆円の社債償還を迎える。今後も高金利での調達と利払い負担が続く可能性がある。
通商政策に対する不透明感も警戒材料だ。トランプ米大統領は7日、日本からの輸入品に25%の関税を賦課すると発表した。1日には「30%や35%」といった関税率を挙げ、「日本と合意できるとは思えない」と発言し、自動車貿易についても不公平だと指摘していた。
8日の東京株式市場では日産株が一時4.2%下落した。一方、トヨタ自動車は一時1.3%高、ホンダは同1.1%高と、対照的な値動きとなっている。
(第5段落の株価動向を更新しました)
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