(ブルームバーグ):第一生命ホールディングスは1日、丸紅との不動産事業の統合によって新設した持ち株会社について、2030年度に不動産の運用資産残高で3兆円と国内トップ水準の規模を目指す方針を明らかにした。
広報担当者によると、上場不動産投資信託(REIT)事業の成長加速に加え、第一生命保険をコア投資家とする複数の私募ファンドを創設し、総額4000億円規模を投資する。住宅やホテル、物流施設を主な投資対象とする。第一生命Hと丸紅の不動産事業に関する目標などは日経新聞(電子版)が先に報じていた。
第一生命Hと丸紅は1日、国内不動産事業を統合し、折半出資で「第一ライフ丸紅リアルエステート」を発足させた。持ち株会社の傘下にある上場REIT、私募REIT、私募ファンドの運用会社3社合計の資産規模は3月末時点で1兆7847億円。26年3月末には2兆円規模を見込む。
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