フジテレビの親会社の株主総会で、大株主のファンドが提案した取締役候補のうち、SBIの北尾会長への賛成率は27%にとどまったことがわかりました。
きょう、フジ・メディア・ホールディングスは関東財務局に臨時報告書を提出、きのうの株主総会での採決の結果を公表しました。
報告書によりますと、会社側が提案した取締役候補のうち、清水賢治新社長への賛成率は82.4%となったほか、会社側が提案した候補は全員80%を超えました。
一方、大株主のファンド「ダルトン」が提案した候補への賛成率は、SBIホールディングスの北尾吉孝会長が最も高く、27%でした。
また、そのほかの候補者の賛成率も10.4%~23.6%にとどまり、フジ側の大勝という結果になりました。

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