イスラエルとイランによる攻撃の応酬をめぐり、現地に滞在している日本人の退避に備えるため、きょう午後、航空自衛隊のC2輸送機2機が鳥取県の美保基地から出発しました。

中谷防衛大臣は自衛隊の輸送機2機、自衛隊員およそ120人をアフリカ東部のジブチに派遣し、空路での退避の選択肢にするために待機させるよう命じていました。

岩屋外務大臣はきのう、イランとイスラエルに滞在していた日本人とその家族あわせて87人がバスで隣国に退避したと発表していて、イランについては、きょう2回目の退避が行われています。