トヨタ自動車は、アメリカで販売する車について来月から値上げする方針を明らかにしました。

トヨタはアメリカ国内で販売する車について、「トヨタ」ブランドで平均270ドル(およそ4万円)、「レクサス」ブランドで平均208ドル(およそ3万円)引き上げる方針です。

トヨタは今回の値上げについて追加関税によるものではなく、「通常の価格改定の一環で市場や競合他社の動向を踏まえて決定している」とコメントしています。

アメリカ国内では、三菱自動車が今月18日から平均で2.1%価格を引き上げました。

また、スバルも先月、複数のモデルで値上げを発表するなど自動車各社の間では関税などで上昇したコストを消費者に転嫁する動きが広がっています。