(ブルームバーグ):英政府統計局(ONS)が20日発表した5月の小売売上高は、2023年以来の大幅な減少となった。消費者支出の急な冷え込みは4-6月(第2四半期)の景気鈍化を示唆する結果となった。
5月の売上高は、オンラインと店舗での販売を含めた数量ベースで前月比2.7%減少。エコノミスト予想の0.5%減を大幅に上回る減少幅だった。
英国の5月小売売上高:業種別(時系列表)
英国内総生産(GDP)は1-3月に0.7%増加したが、4月のGDPはマイナスだった。4-6月期GDPは大幅な減速が見込まれている。
歳出計画を維持するために景気てこ入れを迫られる労働党政権にとって、小売りの不振は新たな課題だ。秋に予定されるリーブス財務相の次回予算報告ではさらなる増税の打ち出しにつながる可能性もある。
ONSによると、5月は食料品が5%減少し、全体の売上高を押し下げた。家庭用品店は2.5%減、衣料品・靴も1.8%減少と、総じて弱さが見られた。

原題:UK Retail Sales Drop 2.7% in Worrying Sign for Economy (1)
(抜粋)
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