米国の住宅ローン金利が3週連続で低下し、5月半ば以来の水準となった。

フレディマック(米連邦住宅貸付抵当公社)が発表した30年ローン平均金利は6.81%。前週は6.84%だった。

住宅購入希望者は、高金利と価格上昇の圧力に直面している。売り出し物件は増えているにもかかわらず、購入力の低下が取引の重しとなっている。

バンクレートのチーフ・ファイナンシャルアナリスト、グレッグ・マクブライド氏はリポートで、「金利が低下するという考えを美化する傾向があるが、景気はまずまずで、インフレを巡る不確実性も強い中で、米金融当局が今利下げする決定的な理由はない」と述べた。

マクブライド氏は米連邦公開市場委員会(FOMC)が18日に発表する政策金利は据え置きの可能性が高いとみている。

原題:Mortgage Rates in US Fall for a Third Week, Slipping to 6.81%

(抜粋)

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