緊迫化する中東情勢を受けて、外務省は17日、イラン全土の危険情報レベルを「退避勧告」にあたるレベル4に引き上げました。

岩屋外務大臣
「事態は緊迫の度合いを深めておりまして、邦人保護に最大限の緊張感を持って取り組んでまいります」

イスラエルとイランの攻撃の応酬が続く中、外務省は17日、イラン全土の危険情報レベルを「退避勧告」にあたるレベル4に引き上げました。

岩屋外務大臣は会見で、イランに滞在する日本人の国外退避の手段について現在調整しているとした上で、「第三国との協力についても検討を行っている」と明らかにしました。

外務省によりますと、イランにはおよそ280人の日本人が滞在しているとのことですが、現時点で被害の情報は入っていないということです。