6日の米株式市場で、電気自動車(EV)メーカーのテスラの株価が反発。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が公の場で激しい応酬を繰り広げたトランプ大統領との関係修復に前向きな姿勢を示したことが好感されている様子だ。

マスク氏はX(旧ツイッター)に投稿された「頭を冷やして、数日距離を置いたほうがいい」とのメッセージに「良いアドバイスだ」と応答。両氏の共通の友人である著名投資家ビル・アックマン氏が別の投稿で、2人は「偉大なわが国のために和解すべきだ」と呼び掛けたのに対しては、「それは間違っていない」と返信した。

テスラ株はニューヨーク時間午前9時33分現在、4.3%高。一時は6.3%高まで買われる場面もあった。関係決裂が公の場で明らかになった5日は14%安と約3カ月ぶりの大幅な下落を記録し、1530億ドル(約22兆円)の時価総額を失った。

動画:トランプ米大統領とイーロン・マスク氏の対立がもたらす影響に関するブルームバーグテレビジョンの報道

投資家は、広大なビジネス帝国を率いるマスク氏と、同氏の企業に巨額の支援を提供するトランプ政権との間に亀裂が生じるのではないかと動揺していた。

マスク氏はトランプ氏のホワイトハウス返り咲きを後押しするために2億5000万ドル余りを費やした。その見返りとして、トランプ氏は政府支出の大幅削減と連邦機関の再編という大規模な取り組みの主導役にマスク氏を任命した。マスク氏は先週、その役割を退いていた。

原題:Tesla Shares Recover Some Losses as Musk-Trump Tension Eases (1)(抜粋)

(株価を更新し、最終2段落を追加します)

--取材協力:Ari Natter、Kara Carlson、Keith Laing、Josh Wingrove、Kate Sullivan、Elena Popina、Romaine Bostick.

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