小泉農林水産大臣は、中小のスーパーや町のコメ店向けに放出する備蓄米の契約に関する説明会をあす行うと明らかにしました。

小泉進次郎 農林水産大臣
「あさって開催予定の新たな随意契約の考え方として、町の米屋さんの枠、中小のスーパー、この枠は別枠で設定していく方向でいま調整しています。詳細な制度設計を詰めた上で明日の夕方に説明会を開催する方向」

小泉農水大臣は中小のスーパーや町のコメ店を対象とした新たな「随意契約」の業者向け説明会をあす、夕方にオンラインで行う方針だと明らかにしました。

残りの2021年産のコメから、中小のスーパー向けと町のコメ店向けにそれぞれの枠を設定する予定で、契約の受付作業は30日にも再開します。

一方、農水省はきのう休止した大手の小売りが対象の備蓄米の「随意契約」について、61社からの申し込みを受け付けたと発表しました。

2022年産のコメの契約申し込みは予定数量の20万トンに達していて、今後、22年産を申し込んだ業者に21年産でも購入するか確認をしたうえで販売する方針です。