基礎年金の底上げを盛り込んだ年金制度改革関連法案の修正案が与党と立憲民主党の3党で正式に合意し、きょう、修正案が国会に提出されます。
自民、公明、立憲の党首会談で正式に合意した年金改革法案の修正案では、4年後の財政検証で将来的に「基礎年金」の給付水準が下がりそうな場合には、「厚生年金」の積立金の一部と税金を使って底上げすることを盛り込みました。
実際に底上げを実施する場合、安定した財源が必要となる見通しですが、これについては明示されず、事実上結論は先送りとなりました。
厚生労働省の試算では、底上げにより、一部の高齢者や高額所得者を除き、若者や現役世代が生涯受け取る受給額が増えることになります。
修正案はきょう、3党で共同提出され、今週中に衆議院を通過する見通しです。

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