※5月27日(火)放送

「年金改革関連法案」をめぐって自民・公明の与党と立憲民主党の党首が会談し、法案を修正することで正式に合意しました。私たちが受け取る年金額はどう変わるのでしょうか。

「(年金)もらえないもの。入れても本当にもらえるのかなっていう不安」
「(不安)メチャクチャありますね。年金だけでやっていくんじゃ無理に近いと思うので、貯金もそれなりに必要かなって」

老後の生活に欠かせない年金をめぐる議論にきょう(27日)、一定の結論がでました。

先ほど、与党と立憲民主党の党首が会談し、3党で協議してきた年金改革関連法案の修正案について、正式に合意しました。法案はこのあと3党で共同提出され、今週中の衆議院通過は確実な情勢となっています。

石破総理
「非常に意義深いことであり、嬉しいことであります。本日の合意を踏まえまして、年金改正法案の審議に引き続き真摯に対応し、法案の早期成立に努力をしてまいりたい」

立憲民主党 野田佳彦 代表
「先送りをしないで手当てをするということを確認するということが大事で、まさに年金改革の一里塚だったと思います。その一里塚に立つことができたということは前進だと思います」

ポイントとなるのが全ての人に支給される基礎年金について。修正案では、4年後の財政検証で将来的に「基礎年金」の給付水準が下がりそうな場合には、「厚生年金」の積立金の一部と税金を使って底上げすることになりました。