政府は、この夏に実施する電気・ガス代への支援策について、月1000円程度補助すると発表しました。

武藤経済産業大臣
「今の国民の生活の苦労というものも鑑みながら、酷暑対策は引き続きさせていただいた」

武藤経済産業大臣はけさの会見で、酷暑や物価高への対応として実施する電気・ガス代の補助金について、3か月間で3000円程度の負担軽減になるとの見通しを示しました。

標準的な家庭の場合、電気とガスをあわせると、▼7月と9月が1040円、▼冷房などの使用量が増える8月は1260円補助されます。

このほかLPガス代の支援などに使える地方への交付金とあわせて、今年度の予備費から3900億円近く支出するとしています。

ただ、電気・ガス補助金は終了と再開を繰り返した結果、これまで4兆円を超える予算を計上していて、財政負担なども課題となっています。