スイスのプライベートバンク、ロンバー・オディエは、マレーシアのホンリョン銀行と提携を結んだ。金融各社はアジアで拡大する富裕層市場への対応を強化している。

両社の26日の発表によると、提携により、ホンリョン銀行の地域における富裕層向けサービスはロンバー・オディエの投資に関する知見によって支援を受けることになる。

ホンリョン銀行はマラヤン・バンキングやCIMBグループ・ホールディングスなど主要銀行と同じく、アジアで急成長するウェルスマネジメント分野で事業拡大を進めている。

ロンバー・オディエにとって、アジアでの提携は今回が7件目となる。アジアでの他の提携先はタイのカシコン銀行、ユニオンバンク・オブ・フィリピン、みずほフィナンシャルグループなど。

ロンバー・オディエのアジア責任者兼グローバル戦略提携責任者ビンセント・マニエナ氏はインタビューで、「われわれは、顧客がどこに投資するかという点で完全に中立であるよう努めている」と語った。

原題:Lombard Odier, Hong Leong Team Up for Southeast Asia Wealth (1)(抜粋)

--取材協力:Chanyaporn Chanjaroen.

もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp

©2025 Bloomberg L.P.