公明党の斉藤代表はきょう、江藤農林水産大臣が辞任したことについて、「国民の気持ちに寄り添わない姿勢が問われていて、けじめとして当然だ」と述べました。
公明党 斉藤代表
「米価格が高騰し、国民の不安、そして、不満が非常に大きく高まっているときに、極めて不適切な発言であり、到底許されるものではない。国民の気持ちに寄り添わないその姿勢が問われていたわけであり、今回はけじめとして、当然の決断である」
公明党の斉藤代表はきょう午前、国会内で記者団の取材に応じ、石破総理から江藤農林水産大臣の辞表受理を伝えられたことを明らかにしたうえで、改めて江藤氏の発言を厳しく批判しました。
後任に起用される自民党の小泉前選対委員長については、「農協改革での実績があり、発信力のある方なので大変期待する」と評価しました。
一方、政権への打撃について問われ、斉藤氏は「大きな痛手」だと述べ、来月の都議選や夏の参院選への影響は否定できないとの危機感を示したうえで、コメの価格の安定と農政への信頼回復が必要だと強調しました。

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