石破総理は20日、来日しているブルガリアのラデフ大統領と会談し、厳しさを増す安全保障環境に対応するため、両国の関係を「戦略的パートナー」に格上げすることで一致しました。

石破総理
「国際社会が様々な課題に直面する中、EU、NATOの加盟国であり、我が国と価値・原則を共有する同士国であるブルガリアとの関係は、安全保障上も極めて重要であります」

両首脳は会談で、アジアとヨーロッパの安全保障は不可分であるという認識を共有した上で、力による現状変更に反対することを改めて確認しました。

また、ウクライナとの戦争を続けるロシアを非難したほか、覇権的な動きを強める中国なども念頭に、安全保障面での協力関係を強化するため、両国の関係を「戦略的パートナー」に格上げすることで一致しました。

このほかAI=人工知能や、ICT分野などにおいても協力を強化することを確認しました。