アメリカのトランプ政権による一連の関税措置をめぐって、交渉担当の赤沢大臣は、23日から25日まで訪米する方向で調整していることがわかりました。

政府関係者によりますと、赤沢経済再生担当大臣は23日から25日にワシントンを訪れ、3回目となる関税交渉に臨む方向で調整しています。

これまで出席していたベッセント財務長官は欠席するとみられ、通商代表部のグリア代表やラトニック商務長官らと協議する見通しです。

赤沢経済再生担当大臣
「引き続き米国に対し、一連の関税措置の見直し、すなわち撤廃を強く求めていく立場に変わりはありません」

3回目の交渉では、改めて関税措置の撤廃を強く申し入れたうえで、アメリカが主張する「非関税障壁」への対応などについて議論するとみられます。