トヨタ自動車が発表した去年4月から今年3月までのグループの決算は、売上高にあたる営業収益が前の年と比べて6.5%増え48兆367億円となり、過去最高を更新しました。一方で本業の儲けを示す営業利益は10.4%減り、4兆7955億円となりました。

また、今年度の業績予想について、営業収益は前の年度に比べて1%増加の48兆5000億円を見込みましたが、営業利益はおよそ21%減り、3兆8000億円、最終的な利益も35%近く減少し3兆1000億円と、大きな減益となる見通しです。

注目されたアメリカ・トランプ政権による関税交渉の影響については、4、5月分の影響の見込みとして1800億円を暫定的に織り込みました。