預金獲得に向け、三菱UFJが新たにネット銀行を設立することが分かりました。

三菱UFJフィナンシャル・グループが、スマートフォンで取引が完結するインターネット専業の銀行を来年度中に新設する方針を固めたことが分かりました。

店舗を持たないことでコストを削減する代わりに、預金金利を高くする一方、振込手数料を引き下げます。システムにはIT大手・Googleのクラウド基盤を活用するなど、開発費などに数百億円を投じます。

「金利のある世界」で預金の重要性が高まるなか、ネット銀行の金利競争に加わることで若年層を取り込む狙いです。