(ブルームバーグ):米ビザのライアン・マキナニー最高経営責任者(CEO)は、消費者が人工知能(AI)エージェントを活用して商品を探し、購入するようになるにつれ、広告の形も変化を強いられると考えている。
クレジットカード事業や決済処理ネットワークを展開するビザは4月30日の発表資料で、AIエージェントを利用して、消費者が理想の商品やサービスを見つけ、決済するまでの時間と労力を削減できるようにしていると明らかにした。
同社はアンソロピックやマイクロソフト、オープンAIなどのAI企業と連携し、このサービスの導入に向けて取り組んでいる。

マキナニー氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、 「今は商品があふれ、購入できる場所も多過ぎ、自分でショッピング体験を最適化する時間がない」と指摘。
「ショッピングは進化するだろう。広告も変わらなければならないと思う。これら全てを可能にするため、決済も進化するはずで、われわれがその一翼を担えることはエキサイティングだ」と述べた。
原題:Visa CEO Says AI Shopping to Push Advertising, Payments to Adapt(抜粋)
もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
©2025 Bloomberg L.P.