(ブルームバーグ):米国防総省は19日、シリア各地の70を超える標的に対して空爆を実施したと発表した。米軍兵士2人が殺害された事件を受けてトランプ米大統領が表明していた報復措置を実行した形だ。
ヘグセス国防長官はX(旧ツイッター)への投稿で「これは戦争の始まりではなく、復讐(ふくしゅう)の宣言だ」と強調。「敵を多数殺害した。今後も継続する」と述べた。
米中央軍によると、戦闘機、攻撃ヘリコプター、迫撃砲がイラク・シリア・イスラム国(ISIS)のインフラと武器関連施設を標的にした。
トランプ氏はSNSへの投稿で「米国人を攻撃するほど邪悪な全てのテロリストに警告する。いかなる形であれ米国を攻撃、もしくは脅かすのであれば、これまで受けたどんな攻撃よりも激しい打撃を受けることになる」とし、今回の空爆についてシリア政府は「全面的に支持している」と述べた。
シリアでは13日、米軍兵士2人と通訳1人が殺害され、翌14日にはトランプ氏が、国際テロ組織「イスラム国(IS)」の犯行だと非難。米国は「大きな打撃」を与えると示唆していた。
米中央軍は、攻撃に使用した兵器の異例なほど詳細な画像を公開した。これにより空軍と陸軍による協調攻撃だったことが示された。
ヨルダン軍も戦闘機で作戦を支援した。
原題:US Launches Retaliatory Strikes in Syria After Trump Threat (4)(抜粋)
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