春の叙勲の受章者が発表され、菅直人元総理や映画字幕翻訳家の戸田奈津子さんらが受章しました。

菅直人 元総理
「この勲章を私がいただけるのは、戦後80年間、市民政治を実現しようと奮闘、努力してきた全ての皆さんの栄誉であると感じております」

菅直人元総理には、今回の最高位である「桐花大綬章」が贈られました。大島理森元衆議院議長も「桐花大綬章」を受章し、「心から感謝とともに身に余る栄誉、これにすぐるものはないと感じております」と喜びを語っています。

また、映画字幕翻訳家としておよそ1500本もの作品を手がけた戸田奈津子さんには「旭日小綬章」が贈られました。

映画字幕翻訳家 戸田奈津子さん
「私はこの仕事が好きでね、本当に長い間、好きなことをずっとやってきて、それなりに楽しんできましたから、それでもう十分と思ったんですよ。だからなんでそんな今さらご褒美いただくのは恐縮しちゃってる」

春の叙勲は3990人が受章しました。