林官房長官は、知日派として知られるアメリカのリチャード・アーミテージ元国務副長官が亡くなったことを受け、「日米同盟の強化に大きく貢献した」と、哀悼の意を表しました。

林官房長官
「アフガニスタン戦争、イラク戦争、北朝鮮問題等の様々な難題に対して、日本と緊密に連携しつつ、先頭に立って対日外交に取り組んでいただいたことは、こんにちのかつてなく強固な日米同盟に大きく貢献したと考えております」

13日、肺塞栓症のため亡くなったアーミテージ氏は、レーガン政権で国防次官補を務めたほか、ブッシュ政権で国務副長官を務めました。

林官房長官はアーミテージ氏について、「日米間の戦略対話の促進、ミサイル防衛協力を始めとする日米安全保障協力の強化など、日米同盟の強化に大きく貢献した」と功績を称えました。

また、政府の要職を退いてからも「政策提言や人的交流を精力的に行い、アメリカにおける党派を超えた対日理解の促進に大きく寄与した」と紹介しました。