(ブルームバーグ):はしか感染が広がっている米テキサス州で、はしかと最近診断された8歳児が死亡した。
同州ラボックの医療機関UMCヘルスシステムは、亡くなった子どもは入院し、はしかに伴う合併症の治療を受けていたと電子メールで明らかにした。
ワクチンは接種していなかったという。UMCによれば、既知の健康問題はなかった。
テキサス州保健局はこの8歳児が3日に死亡したと確認。医師は「はしかに伴う呼吸不全」が死因と判断したという。
今年に入り同州ではしかに関連した死者は2人目。米国ではこの10年間、はしかによる死亡例の報告はなかった。
米国疾病対策センター(CDC)の最新データによると、今年に入り20州余りで計600件を超える感染例が報告されている。
UMCの広報担当アーロン・デイビス氏は「この不幸な出来事は、予防接種の重要性を浮き彫りにしている。はしかは極めて感染力が強く、特に予防接種を受けていない人にとって深刻な合併症を引き起こす可能性がある」と述べた。
CDCによれば、今年の感染者の97%が予防接種を受けていないか、接種歴が不明。はしか・おたふくかぜ・風疹(MMR)の混合ワクチンは非常に有効で、1回の接種で93%の感染予防効果があるとされる。
米厚生省はコメントの要請に応じなかった。ケネディ厚生長官はワクチンの安全性を公然と疑問視しており、今回のはしかの流行におけるMMRワクチンの重要性を軽視していると公衆衛生の専門家から批判されている。
原題:Second Unvaccinated Child With Measles Dies in Texas (3)(抜粋)
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