米プリンストン大学は1日、政府機関が数十件の研究助成金を凍結したと明らかにした。トランプ大統領は米名門大との対立をエスカレートさせている。

プリンストン大のクリス・アイスグルーバー学長は、助成金凍結の「完全な根拠」は明確でないとしながらも、同大として反ユダヤ主義対策を講じる意向を確認した。ホワイトハウスはコロンビア大やハーバード大など他の大学にも方針転換を迫っているが、その理由に反ユダヤ主義対策を挙げている。

同学長は大学構内でブルームバーグ・ニュースのインタビューに応じ、「何らかの違法行為があったとの疑惑があるのなら、それを変えなければならない」とし、「われわれは反ユダヤ主義や他のあらゆる差別に対して断固として立ち向かう必要がある。それが政府が懸念していることなら、それに対処するために政府と協力していく」と語った。

プリンストン大学のアイスグルーバー学長

トランプ政権は米大学に対する圧力を強めている。イスラム組織ハマスに対するイスラエルの報復攻撃を受け、昨年にパレスチナを支持する学生による抗議デモが広がったことが問題視された。

2013年からプリンストン大の学長を務めるアイスグルーバー氏は、同校としては「学問の自由を断固として守る」と表明。ただ、言論の自由を支持する方針を示す一方で、抗議デモには依然として制限が課せられる可能性があると警告した。

プリンストン大学のアイスグルーバー学長が助成金凍結について発言

原題:Princeton Hit With Fund Freeze as Trump Widens College Fight (1)(抜粋)

--取材協力:Sarah McGregor、Elizabeth Rembert.

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