アメリカとイランの戦闘終結に向けた協議をめぐり、トランプ大統領はアメリカ政府代表団の仲介国パキスタンへの派遣を直前で中止したことを明らかにしました。

トランプ大統領は25日、「イランとの協議のためのパキスタンのイスラマバードへの政府代表団の派遣をいま、中止したところだ」とSNSに投稿しました。

ホワイトハウスは24日、ウィットコフ中東担当特使とトランプ大統領の娘婿のクシュナー氏がイランとの協議のため、25日にパキスタンへ出発すると発表していました。

派遣中止の理由について、トランプ大統領は「移動の時間と手間がかかり過ぎる」と説明。

その上で、「イラン指導部内では激しい内紛と混乱が起きている。彼ら自身を含め誰が実権を握っているのか誰にもわからない」と主張しました。

また、今後のイランとの協議について、「我々は全てのカードを持っているが、彼らには何もない。話し合いたいならば、連絡してくればいいだけだ」としています。

こうした中、ニュースサイト「アクシオス」は、トランプ大統領が取材に対し、今回、イランとの協議が実現しなかったことがイランへの攻撃再開に繋がるかについて、「そういう意味でない」と述べ、否定したと報じました。

トランプ大統領は今後の攻撃再開について、「まだそのことを考えていない」と話したということです。