米シティグループ傘下のシティグループ証券は、新しい市場部門長に同社で外国為替本部長を務めてきた星野昭氏を充てた。

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ブルームバーグが入手した社内メモによると、就任は25日付。メモの内容を確認した広報担当者によれば、前任の岸江迅哉氏は退任した。理由など詳細についてのコメントは控えるとしている。

星野氏は2019年にシティG証の為替部門責任者として入社した。国内外の金融市場業務で30年以上の経験を持ち、22年からは金利営業統括部長も兼任していた。

シティG以前は、三菱UFJ銀行でシニアフェロー金融市場部長を務め、09-19年までは東京外国為替市場委員会議長、17-20年はグローバル外為市場委員会(GFXC)の副委員長を務めた。

カントリー・オフィサー兼バンキング責任者のロバート・ナカムラ氏はメモで、「今世界的に投資家が日本市場に注目している」とし、今後も質の高いサービスを提供すると述べた。

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