(ブルームバーグ):ドール・パッケージド・フーズは、6月9日から一部パイナップル製品を値上げする。
米国の小売り・消費者セクターの企業は、トランプ政権の関税引き上げや脅しに伴う貿易戦争激化で、値上げの検討を迫る強い圧力にさらされている。一方で消費者心理の悪化が続いており、小売業者は今年の業績見通しに一段と慎重になっている。
ブルームバーグ・ニュースが確認した内部文書によると、伊藤忠商事傘下の同社が値上げに動くのは「全てのパイナップルの缶詰およびパイナップルジュース製品」。値上げ幅は明らかにしていない。
値上げはパイナップルの生産コスト上昇によるもので、関税が要因ではないという。天候不順による収穫減少などが世界的にコストを押し上げている。
ドールの広報担当者は文書の内容を確認し、パイナップルの供給不足に伴うコストの吸収に努めたが、値上げという「困難だが必要な決定」を行わざるを得なかったと説明した。
原題:Dole Is Raising Pineapple Prices, Adding to Pressure on Grocers(抜粋)
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