(ブルームバーグ):米住宅建設業者の業況感を示す住宅市場指数は3月に、昨年8月以来7カ月ぶりの水準に沈んだ。春の需要期を控え、関税や建設コストの増加、経済の先行き不透明感を巡る懸念が重しとなった。
販売の現況指数、購買見込み客足指数はいずれも2023年12月以来の低水準に落ち込んだ。
NAHBのバディ・ヒューズ会長は「高止まりする建材価格が関税によってさらに悪化する恐れがあるほか、労働力や用地の不足といった供給サイドの問題にも建設業者は直面している」と述べた。
建設業者の間では当初、トランプ大統領の返り咲きによって規制緩和や景気加速への期待が高まったが、足元では慎重なムードが強まっている。
関税によってとりわけ木材などの建材価格が押し上げられれば、住宅価格も高止まりする恐れがある。NAHBのチーフエコノミスト、ロバート・ディーツ氏によると、関税によって住宅価格が1軒あたり9200ドル(約137万円)押し上げられると建設業者が予想していることが、3月の調査から分かった。
半面、明るい材料としては、住宅ローン金利は6週連続で下がり、年初来の低水準を付けた。全米抵当貸付銀行協会(MBA)が発表した。
NAHBの調査によると、全体の29%が値下げを実施したと回答。この割合は2月の26%から上昇した。平均の値下げ率は5%で変わらず。販売促進策を実施したとの回答は59%で変わらずだった。
建設業者のセンチメントは全米4地域すべてで悪化。西部では2023年12月以来の水準に落ち込んだ。
詳細は表をご覧ください。
原題:US Homebuilder Sentiment Drops to Seven-Month Low on Costs(抜粋)
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