自民党は8日、今年夏の参院選の比例代表の公認候補に杉田水脈前衆院議員を擁立すると明らかにしました。

杉田氏は、安倍派の裏金問題をめぐり党の役職停止6か月の処分を受けていて、去年の衆院選では比例単独での立候補を辞退していました。

杉田氏はこの時、森山幹事長から衆院選ではなく、次の参院選での立候補を勧められたと語っていました。

国会では、収支報告書に不記載があった安倍派議員が衆参の政治倫理審査会で弁明をしていますが、杉田氏は現職議員でなかったため、弁明することなく立候補する見通しです。