教育経済学が専門の中室牧子教授をゲストに迎え、科学的根拠に基づく子育てについて議論しました。
偏差値の高い大学に行っても将来の年収にはあまり影響がないことや、子供のうちにやっておくべきこととして、スポーツ経験、リーダーシップ経験、非認知能力(忍耐力、自制心、やり抜く力)を身につけることの重要性を解説。
非認知能力を伸ばすには、音楽・美術などの体験、好奇心を刺激する教材、思いやりを育む多様性のある環境が効果的だと述べました。子育てにおいて、科学的根拠を判断の拠り所にすることの意義を探ります。
<出演>
▽中室牧子
慶應義塾大学教授
慶應義塾大学卒業後、米ニューヨーク市のコロンビア大学大学院でMPA、Ph.D.(教育経済学)を取得。日本銀行等を経て、2019年から現職。
デジタル庁シニアエキスパート(デジタルエデュケーション担当)、東京財団政策研究所研究主幹、経済産業研究所ファカルティフェローを兼任。政府のデジタル行財政改革会議、規制改革推進会議等で有識者委員を務める。日本学術会議会員(第26期)。
▽山内あゆ TBSアナウンサー
▽赤荻歩 TBSアナウンサー
<収録日>
2025年2月5日