株式取引アプリを運営する米ロビンフッド・マーケッツは24日、米証券取引委員会(SEC)が同社の暗号資産(仮想通貨)部門の調査を終了し、強制措置は講じないと同部門に通知したことを明らかにした。

ロビンフッドは昨年、強制措置を取る可能性を事前に通知する「ウェルズノーティス」をSECから受け取ったと開示していた。

ロビンフッドの最高法務・コンプライアンス・企業問題責任者、ダン・ギャラガー氏は発表資料で、「この調査は開始されるべきではなかったことをはっきりさせたい」とコメント。同部門ロビンフッド・クリプトはこれまで常に連邦証券法を尊重してきたと説明した。

SECはコメントを控えた。

SECの指導部が変わり、市場により友好的なアプローチを取るようになったのに伴い、暗号資産を巡る強制措置や訴訟の追求からSECが後退したことを示す発表が続いている。

米最大の暗号資産交換業者コインベース・グローバルは21日、同社が違法な取引所を運営しているとしてSECを起こした訴訟について、SECが取り下げることに同意したと発表。SECは今月初め、バイナンスを相手取った同様の訴訟についても保留を申し立てた。

ロビンフッドは、ほとんどのデジタル資産取引が連邦証券法の対象になるとの主張に長く反対してきたとも言及。バイデン前政権下でゲンスラー前SEC委員長が証券だとした「特定の商品やサービスを提供しない難しい選択を行った」と説明した。

原題:Robinhood Says SEC Closes Crypto Probe Without Enforcement (1)(抜粋)

--取材協力:Nicola M White.

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